医療的ケア児への支援を進める

約10人に1人が2500グラム未満で小さく生まれる日本、超低出生体重児(1000グラム)未満でも医療の発達により助かる命が増えてきました。

でも、障害のリスクが高まったり、医療的ケアが必要になったりする事もあります。

医療的ケア児は2万人も超え、直近10年間で約2倍になっています。小さく生まれるほどNICUに長期に入院し、退院後も在宅で医療的ケアが必要です。2021年に「医療的ケア児支援法」が施行され、お子さんや家族への相談や支援体制がそれぞれの自治体で取り組まれ始めました。世田谷区では、国立生育医療センター敷地内に、「世田谷区医療的ケア児相談支援センター (ひなた)」が設置されています。

今後は、保育園や学校へ通うお子さんを支援するためにもひとりひとりのお子さんの支援計画を作成し、医療や福祉、教育等の連携を一層進めていく必要があります。

世田谷区医療的ケア相談センター前で

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