支え合いの地域社会をつくる

東京の高齢化率は約23%、団塊の世代がすべて後期高齢者となる2025年には、お一人暮らしの高齢者がますます増えていきます。今コロナ禍で、高齢者の方も出かける機会が少なくなりました。地域の支え合いのしくみも機能しにくくなっています。

高齢者だけではなく若い人も参加できる多世代交流のできるコミュニティ食堂や例え認知症になっても安心して一人歩きできる地域社会をつくって行く必要があります。

先日も高齢化した団地に大学生が収穫した野菜を販売している取り組みが、テレビで紹介されていました。とても団地の高齢者には喜ばれており、買い物難民と言われる孤立した地域に、若い世代の人達が訪れることによって交流が生まれるのだと思います。子ども食堂もみんなの食堂になれば、子ども、高齢者触れ合いが出来るのではないかと思います。

コロナ禍、人との交流が困難な時代になりましたが、今こそ「支え合いの地域社会」がつくれるよう市民の皆さんと連携して取り組んでいきます。

団地の中で高齢者福祉の政策を訴える関口江利子