フラワー遊説、女性への暴力根絶

毎月11日前後でフラワー遊説を行ってきました。これは、子どもや女性への暴力根絶を訴えて、生活者ネットワークは、東京の各地域で活動を続けてきています。

国では、性犯罪の実態に合わせて刑法の規定を改正する試案が示されています。強制性交罪の要件として、「拒絶する時間を与えない」「アルコールを飲ませる」など相手を拒絶困難にさせる行為を具体的にした場合などや性的な目的で子どもをてなずけ、心理的にコントロールするグルーミングに対応する新たな罪が盛り込まれました。

また、性行為への同意を判断出来るとみなす年齢を現在の13歳から16歳に引き上げ、16歳未満との性行為は同意の有無にかかわらず犯罪とするとしています。

さらに、被害にあってもすぐに訴え出るのが難しいという性被害の特徴から事項についても見直される見通しで、時効を5年延ばす案が示されました。

今回の見直しの最大の特徴は、声を上げはじめた被害の存在です。2019年3月に性暴力をめぐる裁判で4件の無罪判決が相次ぎました。

現在の法律では、「相手が同意していない」だけでなく、暴力や脅迫、抵抗できな状態に追い込んだなど、立証しなければなりません。フラワーデモは、被害者や支援者が声を上げる「フラワーデモ」という抗議活動が広まっており、生活者ネットワークもこの活動を支援するために、フラワー遊説を続けています。!

成城学園前駅でのフラワー遊説