人権としての性教育を充実させる!
世田谷区の性教育の教材を専門に扱う、アーニ出版さんで、世田谷区議の田中みち子さんと、性教育について現状の勉強と教材の体験をさせていただきました。
ちょうど小5の娘が第二次性徴について学んできたばかりですが、男女の部屋を分け、月経の仕組みにとどまる内容だった模様。性交のこと、そこに至るまでのお互いの気持ちのこと、また、命が宿る責任ある行為であることは教わらないのです。
子どもが性への興味を持つのはごく自然なことです。
けれど、インターネットで簡単に情報が得られる今、教育の中で正しい知識を大人が用意する必要を感じます。
文部科学省の学習指導要領では、「人の受精に至る過程(性交)は取り扱わないものとする」となっています。昔々のこの要領、そろそろ、変えていかないといけないのではと思います。
私たちは、DVや虐待、思いがけない妊娠をさけるための予防的観点に立った性教育を推進し、自分も相手も大事にできるパートナーシップを身につけるための性教育を要望していきます。