高齢者のワクチン接種の予約
世田谷区では、4月下旬にワクチン確保の見通しが立ったことから、75歳以上の高齢者の方およそ10万人を対象に集団接種が始まりました。予約ができる初日は、多くの高齢者の方が電話の前に座り、何十回、何百回もかけ直ししたり、インターネットがアクセス出来ず大変な思いをされた方などいらっしゃたと思います。5月15日に新聞の折り込みに入った区のお知らせによるとすでに6万人(5月7日現在)の方が予約が取れている現状です。しかし、予約が取れたかたでももう少し年齢を区切って、受付をして欲しいという要望も聞いていますので、65歳以下については、更なる工夫が必要ではないかと思いました。
情報弱者にとっては、パソコンやスマートフォンの操作が分からず戸惑ってしまい、息子さんや娘さんに操作を頼んだというお話も聞いています。区は予約が取れない高齢者に対して、新たに5月18日から予約枠を広げて、65歳以上すべての方が2回接種できる枠を確保する予定です。ご自分でスマートフォンなど操作出来ない方も地域のまちづくりセンターの職員が、5月17日〜5月21日にお手伝いすることになっています。
東京でも変異株が広がり、感染者が1000人超える日も多くなりました。ワクチン接種を希望する人に対して、速やかに対応できるような態勢やかかりつけ医や病院で対応できるような仕組みを生活者ネットワークは要望していきます。